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2012年8月31日 (金)

医療学習ノート 近藤誠『がん放置療法のすすめ 患者150人の証言』文春新書

近藤誠『がん放置療法のすすめ 患者150人の証言』文春新書

ガンは治療せずに放置した方が寿命は長くなる。

ガンは早期発見、早期治療をし、再発がなければ根治できる。 この説を全否定する。

ガンには「本物のガン」と「ガンもどき」があり、その違いは、肺、骨、脳などを含む、臓器への転移があるかどうか。

最初のガン幹細胞に「転移する能力」が備わっているかどうかの違い。

ガンと診断されるはるか以前、最初のガン細胞が体に発生した時点で運命が決まっている。

その違いはガンの種類、進行速度によって見分けるしかない。100%確実なことはいえない、

ただし、「本物」でも「もどき」でも勧める治療法は一緒。

治療の必要性があるかどうか。ガンによる症状とQOL(日常生活の質)が下がっているかどうか。下がっていなければ放っておく。

本物の場合でも、抗ガン剤、手術、放射線を使った治療は勧められない。QOLを下げ、寿命を縮めるだけなので。

「ガンもどき」であれば死なない。「本物のガン」であればかかったら最後。

身も蓋もないが。放置、諦め。

そうであれば発見してもいいことはない。検診は必要ない。

「もどき」であれば治療する必要はない。「本物」であれば治療しても意味はない。むしろQOLに悪い影響を与える。

考え方を変え、「ガンとつきあっていく」。闘うのではなく、つきあう。

症状がなくて、自分で健康だと思っている間は、検診は受けない、というのが長寿法。

いろいろやる方が死亡率が高く、寿命も縮まる。治療の副作用と、心理的な負担で。

「よけいなことをしない」☆

※固形ガンのうち、小児がん、子宮絨毛ガン、睾丸腫瘍。急性白血病や悪性リンパ腫のような血液系のガン。これらは抗がん剤で治る可能性がある。

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